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  4京都時代
 


   昭和44年2月〜昭和52年3月


  
     3回生終了制作  於京都市美術館

    


 模写 京都市立芸大1回生日本画コース
 

   


 









樹根 F50

     
     
 
   
 
熊本写生旅行より阿蘇外輪山を描く
日本画家佐々木豊夫妻  叔父(染色作家)

 
   
   
 
   
 
 
 
 
  「遠い日」 P120 第3回創画会
            東京 上野美術館

京都市立芸大は4回生から専攻科(二年)に進んだ。
このまま卒業しても中途半端と思う気持ちが強かった。
10月に専攻科の試験があった。同期で親しかった海野次郎は
試験の最中、昼食外出時に不慮の事故にあい断念。岩本和夫は
一緒に専攻科に進んだが、後年創画会会員になって間もなく56才
という若さで急逝した。
「遠い日」は専攻科二年の夏、石狩で取材し花川実家二階で描き上げた。
大学に戻り手入れ創画展に出品。唯一僕の絵が創画展に入選。
上原卓(教授・創画会会員)から“いい絵だったよ”と言われ嬉しかった。
周りからも見に行けと勧められ、その日の夜汽車で上野に向かった。
入選した絵は第六室入口横に画学生らしい貧相な木額をつけたままに
飾ってあった。
まだまだと感じながら京都に戻った。
今も当時もそれほど絵の描き方も質も変わっていないように思う。